水色べんとう

「ぼくでよかったら……話聞くけど」
 
カウンターのすぐ横にあるベンチを指さすアイガミさん。

「え、でも、私……」

「いいから、ちょっと待ってて」
 
そう言うと、彼の背後にあったらしい冷蔵庫からアイスを一本取りだして、

「はい」
 
と。私にくれた。