水色べんとう

「そんで、どうするの?お弁当屋さん」

「ああ……まあ、とりあえず、お弁当箱返さなきゃだから……今日の放課後は、寄って行こうかな」

「え、本当?じゃああたしもついていく!」

「わかった。じゃあ放課後ね」

「うん!」
 
やりい!と喜ぶ空を横目に、私は箸を更に進めた。
 
そういえば、学校で箸を使うなんて、何年ぶりだろうか。いつもおにぎりかパンしか買わないので、本当に久しぶりだ。
 
たまごやきはほんのり甘くて、優しい味がした。