月に、想う

雲一つない空に光る半月


「切ないね」

やっぱり君は悲しそう

「どうして?」


訳がわからない僕に君は言う

「満月になれないから」

半分足りないでしょ、と
泣きそうな顔で 半月を見ている


私みたい、と繰り返し呟いて