月に、想う

それから十日もしないうちに

病院からかかってきたのは

君が危篤だという電話


たくさんの機械をつけられ

月の見えない部屋に移された君


僕は何も出来ず

無事であってほしいと
次の満月も
次の三日月も

一緒に見ることが出来るようにと

ただ祈るだけ