「あたしね、実紅【ミク】っていうの」 だからなんだよ。 覚えろとか言うなよ…? めんどくせぇな、お前すべてが。 「ねぇ、あたしのこと覚えてて くれたんだよね?そうだよね?」 だんだん腕を掴む力が強くなってて。 簡単には離してくれなさそうだ。 「…玲央って、呼んでいいかなぁ?」 「は?」 まじで。 ふざけんのも大概にしろよ。