ああ、二度寝の体勢に入ってるわ。 最後の手段。 私は、掛け布団を両手でガッチリ掴んで、そのまま全体重をかけて、手前に引っ張る。 ドシン! 掛け布団と一緒に、蓮兄がベットから落ちた。 「痛ぁーい!リンちゃん?痛いよ、お兄ちゃん痛い。毎回毎回……もっと優しい起こし方無いの?お兄ちゃんも、もう若くないから、腰に来ちゃって……」 「起きないのが悪い。」