(2・14 PM2:09) キッチンには、温かく甘い香りが広がっていた。 椿が手際よくナッツを砕き、チョコレートを溶かして生クリームと混ぜていく・・・。 「何作ってるべ(笑)」 少し二日酔いが改善した緑涼が、椿の様子を横で眺めている。 「ナッツのタルト。って、もう二日酔い大丈夫?」 「大丈夫だべ。さっき禮漸から二日酔いの薬もらって飲んだから(笑)」 そういいながら、緑涼は冷蔵庫を開ける。そこには、4種類のトリュフがお皿の上にちょこんと乗っかっていた。