椿が、リビングに行こうとした時、火燐に後ろからぎゅっと抱きしめられた。

「椿ちゃん。チョコおいしかったべ(笑)」
「ありがとう。」
「もう一回作ってほしいべや。」
「えっ!もう食べちゃったんですか!」
「んだ(笑)だっておいしかったんだもん!!」
「どうしよう・・・材料残ってるかな(困)」



「お前らな・・・廊下の真ん中で何してんだ(怒)」



部屋から出てきた風燕が火燐たちの様子を見てイライラ・・・。

「風燕には関係ないべや(怒)」
「はいはい(呆)あっ、椿。」
「何ですか?」



「ありがとな。う・・・うまかったぞ。」



風燕は、顔を伏せるように椿達の横を通り過ぎるとそのままリビングに入っていった。