「あと・・・心配かけてごめんなさい。」

「本当だべ(笑)」

緑涼は、少し笑いながら椿の頭をやさしくぽんとたたいた。



「私・・・好きな人いないから。みんなが好きだから・・・心配しないで。」



「ありがと。おらも椿が好きだ。おらの娘だから・・・本当に心配したんだぞ、どっか行っちゃうんじゃないかって(泣)」



「ごめんなさい。みんなを驚かせたいから・・・。」



そういうと、緑涼に淡い緑色のカードを渡す。