一方、途中からテラスに移動した火燐。一緒に酒を飲みながら愚痴をこぼしていた。

「あれはないべ!」
「俺からしたら、あの場所だけホラーだ(泣)」
「んだ。」
「まさかの解体ショーまで・・・」
「信じられないべや・・・。」


ガチャ・・・


「「椿ちゃん・・・。」」
「おらもいるんだけど(怒)」

そういうと、蓮流の横に緑涼、火燐の横に椿が座った。その瞬間、火燐は椿にべたっとくっつく。

「違う部屋、用意してもらったから移動するべ(笑)」
「でも、あの前を通らないと出られないよね・・・。」
「そこは大丈夫だべ(笑)」

そういうと、緑涼は着ていた法被を蓮流の頭にかける。

「法被、落ちないように抑えとけ!」

そういいながら、蓮流を担ぎあげた・・・。

「これで回りも見えないべ。ちょっとだけ我慢できるな(笑)」
「・・・うん。」



「椿、火燐行くぞ!ドアを開けてくれ!」
「「は~い!」」



ドアが開くと同時に、緑涼達はテラスから飛び出した。