“ツバキチャン・・・ツバキチャン!” “ツバキ!シッカリシロ!ツバキ!” 火燐・・・さん・・・? 緑涼・・・さん・・・? どこにいるの? 「椿!動くな!」 親父? 声の先には、死んだはずの親父がいた。 「椿!俺が近くに行くまでとにかく動くな!」 「どうして?」 親父が私のすぐ近くまで駆け寄るとこういった。 「ここは、境界線だ。椿のすぐ横を通っている赤い線を超えたら、死んだことになる!」 と・・・