「緑涼さん。本当にお父さんみたい(笑)」

「お父さんだべ、おらは(怒)」

「ごめんなさい。でも、どうやって?」

「ちゃんと飛行機で来たべ。車も借りたし。」

「ホテル、連絡しなくちゃ。」



モソモソ・・・



「緑涼さん・・・」
「なした?」



「なんか・・・荷物・・・おかしいですよ?」



「はい?」



「なんか・・・動いた(泣)」




ギクッ・・・



緑涼がそれを聞いて思わず車を急停車。