「美佐子!椿!決してセクシーな水着を着ないように!」


そういいながら、正嗣と緑涼が部屋に乱入。


「え~!!どうしてなの?」
「どうしても!・・・変な虫が付いたらどうするんだ・・・。」
「おらも心配だべ。」



「わかりました・・・せっかくこんな感じの水着で、正嗣さんを驚かそうと思ったのに・・・(笑)」


美佐子はそういいながら、開いていたカタログのページを正嗣と緑涼に見せ付ける。

すると、正嗣はその場で倒れてしまった・・・。



卒倒という文字が似合うようにふっと・・・。



「お・・・親父?」
「も~正嗣さんたらっ(笑)」
「美佐子さん、これは過激すぎるべ!お・・・おらもびっくりしたべや。」
「そう?じゃ、他のにしようっと。椿も早く選ぼう!」
「う・・・うん。」

緑涼が正嗣を担ぎながら部屋を退散すると、椿と美佐子は再び水着選びを始めた。