「おはようございます。」 「おはよう、つばきちゃ・・・」 そういうと、寝ぼけているのか禮漸を椿だと思ったらしく、禮漸のひざの上でまた眠ってしまった。 「とりあえず、このまま起きたときのリアクションを楽しみにしておこう。」 そういいながら、禮漸はひざの上の火燐をそのままにしておいた。 そうこうしているうちにみんな起きだしてきた。みんな凄い寝癖だったり、浴衣がはだけすぎた状態で縁側を通過していく・・・。 風燕に至っては、浴衣の帯だけかろうじて残った状態になっていた。 そして・・・