翌朝

椿は、キッチンで目を覚ました。誰か分からないが、バスタオルがかけられている。

意識が現実に戻るにつれ、自分には無い、ふわふわした感覚が胸元でしていく。

椿は目線を胸元にさげた。


白くてふわふわしたものがゆっくり動いている・・・



「か…火燐さ・・・」

「シ~ッ!そのまま、そのまま。」



そこにいたのは、緑涼だった。