(あの世)




「役所でもだめだったね(泣)」

「こっちにもプライバシーって言葉があったんだね・・・。」




正嗣は、役所で美佐子の事を調べてもらおうとしたが、だめだった。

正嗣と月見は、しょんぼりしながら役所を後にする。



「付き合ってくれてありがとう・・・」

「いえいえ。」

「何かおごるよ。何がいい?」

「いいよ、別に。」

「そっか。」



月見は、悲しそうな正嗣の顔て、何かしてあげなければと考えていた。



その時、ふとあることを思い出した・・・。