「緑涼さん!なんかすごい轟音がするんです!怖いです!」
「大丈夫だべ。」
「???」


音はドンドン近づいてくる。


「ドンドン近づいてますよ!」
「大丈夫!火燐だから。おら達も走ってみるか?」
「だ、大丈夫です。そのままで。」
「そうか?ならいいけど・・・」


その瞬間、椿の足と緑涼の背中にドンっと言う衝撃が走った。