「ありがとう。…私も、友美、でいいよ! ――よろしくね、相馬くん」 「あぁ。よろしくな、…友美」 ゆっくりと重ねられた手。 ――握られた手は、温かくて、 何だか安心した。 耳の奥で、幸せの足音が、聞こえたような気がする。 見上げた空は、 まるで私たちの出逢いを祝福してくれているように、 ――――蒼く、澄み渡っていた。 【END】