一人微笑みながらふと後ろを振り向くと。 少し後ろの方に真伊が歩いていた。 「あ、晃太! 真伊いるよ、後ろに」 「え? あ、ほんとじゃん」 「行ってきなよ」 「ん、じゃあ行ってくるわ!」 晃太はそう言うと、くるりと方向転換して、真伊の方へ走り出した。 さ、行くか。と深呼吸して、前に歩き出そうとした、そのとき。