そっか、せっかく来たのに。だけど獅蛇と宵美のためだから仕方ないよね 「来て帰るのも可哀想だからな、客間で待ってろよ」 落胆の色を感じとったのか天堂さんはにかっと笑って言った 「ありがとうございます!」 「そんなとこに突っ立ってねぇで案内するから上がれよ」 促されてあがると百鬼たちがどたどたと走ってきた 「お、お前ら来たのか!」 「おはようさん~」 雷斗たちに抱きついたり頭の上にしがみついたりしてる 皆苦笑いだけど嬉しそうだ ここに来てるせいで百鬼たちとも随分仲良くなった