「…晋吾さん?」 と十六夜さんが呟いた瞬間 「十六夜さん!」 と晋吾さんが走ってきた 「大丈夫、なんですか!?」 珍しく焦ってる 雷斗のお父さんはあんまり慌てる様子なんかなくていつも冷静だからすごく意外 「え?」 「え?じゃないですよ……死んだかもしれないって!」 「あー、晋吾さん…」 「こいつら...琉威から聞いたんですよ」 「そうだったの...ありがとう、大丈夫だから」 と晋吾さんに綺麗な笑顔を見せた 「っ!相変わらず...」