すると―――――。 「キャ―――ッ!私、諒様の背中触っちゃったぁ!」 「「いいなぁ~」」 アイツか!? 俺はその女を指差し、 「おいっ、お前!気安く触んじゃねぇよ!今度近づいたら、マジでぶっ飛ばすぞ!女だからって容赦しねぇから、覚えとけ!!」 「いやぁ~ん。諒様と目が合っちゃったぁ~」 …って、聞いてねぇのかよ!! 「ごめんねぇ。諒、触られるのが大嫌いだから、遠くから見るだけにし・て・ネ☆」 彬が女どもにウインクした。