女は目も合わせず、黙々と袋に入れてる。 俺は女を追いかけ店の外に。 仕方ねぇ、もう1回だけ声掛けるか。 何なんだあの女。 ムシしやがって。 まるで別人じゃねぇか…。 !? まさか瓜二つの別人か? そんなワケ……。 俺は女に近づき、背後から腕を掴んで―――。 「おいっ!!さっきから話し掛けてるのに、ムシすんなよ!」 女は振り向いて、俺を睨んで来た。