「あぁ」 無言の彼女に… 「俺とデートするって事でいいな?」 俺は彼女の頭を優しく撫でた。 すると、彼女はコクンと小さく頷いた。 「ありがとな」 「………」 恥かしそうに小さく頭を振った。 その後、 持参したお弁当を食べ、 21時近くまで久しぶりの勉強会となった。 それからは、 毎日のように俺が彼女の家に。 母親が用意しれくれる夕食を持って。 彼女は『温かい物も要りますよね?』と、 毎日美味しい汁物を用意してくれた。 俺たちは再び、 のんびりとした時間を過ごした。 そして―――――。