「ど、どうぞ…」 彼女は恥ずかしそに部屋の中へと招く素振りを。 「おっ、おぅ…」 彼女が緊張しているのか… 俺まで緊張しながら…… 玄関で立ち話もなんだから 結局、促されるままに部屋へと。 俺は居間らしき部屋へ座らされた。 と、言ってもキッチンと居間が一つの部屋のようで、 ダイニング兼リビングといったところか? 彼女はお茶の準備を始めた。 「そんなことはいいから……ってか、体調不良って聞いたけど?」 彼女がいるキッチンへと。 彼女への移動距離……数歩。 俺はゆっくり歩み寄った。