彼女のアパートは俺の家の近くにある。 歩いても数分とかからない。 ピンポーン……。 インターホンを鳴らすが返答が無い。 ……まさか、倒れてるんじゃ!? 俺は今一度鳴らした。 ピンポーン……。 それでも返答が無い。 マジで心配になり、慌てて携帯で電話する。 すると――――、 ♪ ~ ♪ ~ ♪ ~ 部屋の中から着信音が。 いるんじゃねぇか!? ったく、どうなってんだ? マジで倒れてんのか!? 玄関脇のガラスを割ろうと拳を握った… その瞬間――――!!