「夏帆……」 「そっ奏くん!どうしたの…!?」 すぐに、寝息が聞こえ始めた。 え…この格好で、寝ちゃった!? でも、奏くんの腕の中は気持ちいい。 あたしも…このまま、また寝よっかな… 「はい、病院内では不純異性交遊禁止でーす」 ペシっと、ファイルで頭を叩かれた。 バシッ! 「ってーっ…」 奏くんは明らかに、あたしより強く叩かれたよね…