「先生…っ!!夏帆は…」 「神澤くん!?守本さん、もう…多分、飛行機の中よ。あなた、何でずっと来なかったの?」 「夏帆のために…全部綺麗にして、そうしてから…」 「そう。 はいこれ。陽太くんへの手紙」 黄緑色の便箋に。 小さい字で陽太へと書いていた。 陽太と一緒に見た。 「……バカ夏帆…」