明日、何て話そう。 そんなことを考えすぎてたからか、アメリカに手術に行くまで、 病室に誰も来なかった。 奏くん… 黙って行っちゃうの、許してね。 「いってらっしゃい、守本さん」 「はい…」 病院の職員の人達に見送られて、 そのまま空港へと向かった。