「はい、水…」 「……あーがと」 グラスを受け取ると悠紀も隣に座った 「………今日はもう寝なさい」 「でも…」 「夕飯なら外で済ませたわ」 だから、寝なさい…と頭を優しく撫でられて一筋の涙が零れた 俺はただ…うんと頷くだけで…… きっとこの涙はこの人の優しさに当てられたのだと頭で考えた