「好きだよ……」 「分かってる。……家帰ろっか?」 「うん」 内緒だよ。君色に染まっていくの俺じゃない 「悠紀が俺色に染まってね?」 「……何それ。普通桜があたし色に染まるべきでしょ」 「何言ってんの? もうとっくに染まってんじゃん。 あの時の事忘れたの?」 触れて抱きしめて 悠紀が誰より好きで 「俺ヤキモチ妬くかも」 「いいよ」