やがて、9月の下旬頃になり...
「先輩方、そういえば、そろそろ文化祭の出し物を決めないと」
私達Sクラスは全員そろっています。
いや~あれから喧嘩はなく、どの学園も攻めてこず、
平和に暮らしております~。
「文化祭?」
「ああ、結衣先輩って一応新入りでしたもんね。文化祭には一人二つでないといけないんですよ。一つはクラスごと、要するに私達Sクラスの皆でです。で、もう一つは通常クラス的な所でです。」
「私ってどのクラス?」
「結衣は確か悟と同じクラスだったと思うけど」
「へ~。私ってちゃんとしたクラスにも入っていたんだ」
「はい。ちなみに校舎は全部、小等部、中等部、高等部に分かれています」
「ところでその文化祭っていつなの?」
「確か来月の中旬頃らしいわよぉ~」
どわっ!
「いきなり現れないでよ美玖!」
「そうですよ美玖先輩」
「そう言う杏樹ちゃんはそんなに驚いてなさそうだけど」
「まあ、私は何事も驚かないようにしているので」
へ~。
「......とにかく出し物何にする?」
「慶先輩も居たんですね」
「......」
「で、何にするんだ?」
「ホストとキャバクラは?」
「ちょっと黙っててください」
「黙れ馬要」
「黙って欲しいわぁ~」
「本当にそれが良いと思うんですか?要先輩」
「何か皆にいきなり罵倒された~」
「そりゃそうだよ要」
要先輩って何なんだろう。
こんなにムカつく人は見た事が無いね。
「他にもっとまともな案はない?」
「迷路とか?」
「どんな?」
「「「う~ん」」」
「普通にクイズでもやって、景品決めれば良いじゃないですか」
「「「ああ、なるほど」」」
「でも、どんな景品?」
「秀先輩と要とお姉ちゃんは顔が良いから、一日一人締め券とか」
「それを言うんだったら、杏樹もじゃない?」
「私は遠慮させてもらいます」
「.......それなら、いっその事皆景品で良いじゃないか」
「そうよぉ」
「嫌です」
「杏樹、我が侭はダメだよ~★」
「そうよ杏樹」
「...分かりましたよ。その代わりどうなっても私は知りませんから」
ああ、杏樹ちゃんがちょっと拗ねちゃったよ。
なんだか、可愛い...
「結衣先輩、気味の悪い顔で見ないでください」
さっきの取り消し。
「先輩方、そういえば、そろそろ文化祭の出し物を決めないと」
私達Sクラスは全員そろっています。
いや~あれから喧嘩はなく、どの学園も攻めてこず、
平和に暮らしております~。
「文化祭?」
「ああ、結衣先輩って一応新入りでしたもんね。文化祭には一人二つでないといけないんですよ。一つはクラスごと、要するに私達Sクラスの皆でです。で、もう一つは通常クラス的な所でです。」
「私ってどのクラス?」
「結衣は確か悟と同じクラスだったと思うけど」
「へ~。私ってちゃんとしたクラスにも入っていたんだ」
「はい。ちなみに校舎は全部、小等部、中等部、高等部に分かれています」
「ところでその文化祭っていつなの?」
「確か来月の中旬頃らしいわよぉ~」
どわっ!
「いきなり現れないでよ美玖!」
「そうですよ美玖先輩」
「そう言う杏樹ちゃんはそんなに驚いてなさそうだけど」
「まあ、私は何事も驚かないようにしているので」
へ~。
「......とにかく出し物何にする?」
「慶先輩も居たんですね」
「......」
「で、何にするんだ?」
「ホストとキャバクラは?」
「ちょっと黙っててください」
「黙れ馬要」
「黙って欲しいわぁ~」
「本当にそれが良いと思うんですか?要先輩」
「何か皆にいきなり罵倒された~」
「そりゃそうだよ要」
要先輩って何なんだろう。
こんなにムカつく人は見た事が無いね。
「他にもっとまともな案はない?」
「迷路とか?」
「どんな?」
「「「う~ん」」」
「普通にクイズでもやって、景品決めれば良いじゃないですか」
「「「ああ、なるほど」」」
「でも、どんな景品?」
「秀先輩と要とお姉ちゃんは顔が良いから、一日一人締め券とか」
「それを言うんだったら、杏樹もじゃない?」
「私は遠慮させてもらいます」
「.......それなら、いっその事皆景品で良いじゃないか」
「そうよぉ」
「嫌です」
「杏樹、我が侭はダメだよ~★」
「そうよ杏樹」
「...分かりましたよ。その代わりどうなっても私は知りませんから」
ああ、杏樹ちゃんがちょっと拗ねちゃったよ。
なんだか、可愛い...
「結衣先輩、気味の悪い顔で見ないでください」
さっきの取り消し。