地味なあの子は鬼狩り少女３ 〜深紅の瞳〜

そんな和やかな会話をしてたら、私の前の席――つまり、瑠美の横に座ってた芽有が、


「え、そんな面白そうなイベントあるの!?」


目をキラッキラさせながら、嬉しそうに聞いてきた。


「へ？……あぁ、うん」


そのキラキラスマイルに気圧されながらも頷くと、「やったー！」とはしゃぎ出した芽有。

訳がわからず、頭に？を浮かべていると……


「じゃあ、お兄と一緒に出場しちゃおうっとー」

「「ぶっ!?」」


……まさかの兄ちゃん、登場。