地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜




[………ふぇ?]


訳がわからず龍真の方を見上げると、ニコッと笑う龍真がいた。

龍真は、マイクを審判に返しながら私の耳へ口を近付け、


『――もちろん神無も、俺のものだからな』


小さくそっと…囁いた。