『こんな所で、なにしてるんだ?』
『……』
『未来、変えたくないか?』
『未来を変えたければ、この手を掴め』
躊躇いつつも、しっかりと
──その手を握りしめた。
それが威鶴との出会い。
新しい人生の始まり。
あれ以来、女遊びはすっぱりやめ、無駄な喧嘩もしなくなった。
冷静になったら、ヒドイことをしたと、罪悪感もわき出て来た。
家の家具を半分くらい破壊したんじゃないだろうか?
相当な被害にしてきたし、修理代とかもろもろ、金かかるだろうな……。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…