蝶龍Ⅰ




もう金龍は私の大切な居場所になってるから。




「そう、あなたがそう言うならこっちにだって考えがあるわ」



また別の女が怪しい笑みを浮かべた。



そしてパンパンと手を叩くと、7人くらいの男が出てきた。



そういうことか…


まあ、気配で分かってたんだけどね。





「これでもまだ離れないつもりかしら?」



梨「無理だね。金龍は私にとって大切な居場所だから…」