蝶龍Ⅰ




ふ~ちょっと暴れちゃったからどうしようかと思ったけど、あんまり聞かれなくてよかった。



残った私と佳菜は日陰に移動した。



佳「いい人だね、金龍の人たち…」


梨「うん、私にはもったいないくらい」



パーンッ


男子の喧嘩がはじまった。


もちろん、金龍と青狼が圧倒的に強い。



佳「まだ自分を責めてるの?」


佳菜が私をジッと見つめながら言った。


梨「ッあれは私が油断したから…朔にぃが死んだのは…私のせいだから」


私は空を見上げた。


そんな私を悲しそうに見てくる佳菜。