梨「いつ?何で?」
怜斗の代わりに來が話してくれた。
來「1年前の怜斗は荒れててね、誰も手をつけることができなかったんだ。その時はまだ俺たちも金龍に入ってなかったから、毎日のように喧嘩してた。で、いつものように街に出てたら怜斗がいなくなったんだ。みんなで捜しに行ったら、喧嘩したみたいで倒れてる奴らの側に座ってた。暴れだしたら止まらない怜斗がやけに大人しくて聞いたら、黒蝶に殴られたって。それから怜斗は変わったんだ。無意味な喧嘩もしなくなったし、目も変わった。それから金龍に入って今に至るってわけ」
あっ思い出した。
仕事が終わって帰る途中に荒れ狂った奴がいて、止めたんだっけ。
あれは怜斗だったんだ。
あのときの私の言葉、ちゃんと覚えててくれたんだね。
怜「俺は黒蝶に逢ってお礼を言いたい。今の俺があるのは黒蝶のおかげだからな」
もう、逢ってるよ…


