堕天使の恋

「その少女というのはね…奏花、君だよ」

やっと想いを伝える事が出来た。

「……セイ、それは本当に?」

「あぁ、本当だよ。奏花は僕が人間じゃなく悪魔だと聞いて恐ろしくなった?」
答えを聞くのが怖かった。
嫌われてしまったらどうしようって。

だけど奏花言った。

「私は……」