何故だかこの時真実を話そうと思ったんだ。 自分が一体何者であるのか、全て話さなきゃって思った。 奏花にこれ以上嘘はついていたくなかったから。 それと同時に記憶を取り戻してくれるかもしれないという希望も芽生えたからだった。