「ミハエル様に会ってくる!」
禁忌の罪を犯す事になっても、天使でいられなくなったとしても、僕はもう一度奏花に逢いたい。

「そんな事したら一体どうなるか、分かってるの!?」
「あぁ、分かってる」

「じゃあどうして?」

自分でもこの気持ちが何なのか正直言うと分からない、だけど…。

「奏花は大切な存在だから」