教室に着くも 美咲への視線は絶えなかった 私はじろじろ見てくる人が怖くて 思わず美咲の背中に隠れる 「ねぇ、美咲。 なんで今日二つ結びしてるの?」 「ん?えっ。ああ、今日 私の大好きなバスケの日だから。」 ほぇっ バスケ? 美咲の答えに皆が 目を開いて呆然としていた 「何?私、何か変な事言った?」 「ううん、ちょっとびっくりしただけ。」 何によと言いたげな美咲は 少しばかり膨れっ面になり 見ていた男子生徒が数人 ノックダウン 罪な女の子だね美咲