やっぱり冬花には適わないなぁ 「じゃあもうちょっと。」 冬花はこれでもかっていうほど すごく嬉しそうな顔をした 本当に適わない 冬花は俺を喜ばせるのが上手過ぎる でも、これが計算じゃないのが辛い いつ来るか分からないから心臓に悪いのだ 俺が残ったのがよほど嬉しかったのか いつも以上にニコニコしている 「ご飯、何がいい?」 「ん?そーだな。」 “冬花”なんて言える訳もなく 「じゃあ、オムライス。」 俺は頭にすぐ浮かんだものを 思わず口に出していた まぁ、好きってこともあるけど