右手に剣を、左手に君を



やっと、会えた。



もう離さない。



俺の魂は、



君だけを求めていたのだから。




剣がない、この右手も使って。



これからは両腕で、君を守っていく。



抱きしめていく。



「今度こそ、幸せになろうな」




俺が言うと。


彼女は大きな目を糸のようにして、



にこりと。



笑って、うなずいた。





【END】