それからあっという間に昼休みになった。 「えっ!?悠ずるいよっ!」 教室中に中山仁の少し高めな声が響き渡る。 「仁、うるせぇ」 増岡綾綺が不機嫌そうに中山仁の頭をたたく。 中山仁が言った「ずるい」の意味はすぐ分かった。