花蓮【完結】

哲を車まで送って行ってから、あたしは家に帰らず花蓮の集まる倉庫へと向かった。




皆そこにいた。


今日の光の奴が哲を刺したことで、佐緒里に琴子は切れていた。



それだけじゃない。
その前にした仕打ちについても。




皆切れた顔で。
あたしを待っていた。





あたしは。
皆を引き連れてまた。





光の元へ向かった。






哲はきっとあたしが仕返しに行くことはわかっていたはずだ。

だけど、何も言わなかったのは。




あたしに愛想を尽かしたからなんだろうか。





あたしはすっきりしない気持ちでバイクを走らせた。