天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~

信じられない気持ちで、みんなを見ると…


「それが、本当の姿か」


少しも驚いてない土方さんに、びっくりした。


「なんで…驚かないの…?」


「知ってたから。みんなには、もう話してた」


それを聞いて、理解した。


ああ…話があると言っていた、あの時か。


あの時に、全部話したんだ…。


「…神って、本当なの?」


嘘だと、言ってほしかった。


なのに、僕のそんな願いはことごとく裏切られて。


「そうだ」


…なんで、輝が神なんだ。


なんで、一番恨んでいた神が、輝なんだ。


「輝…嘘って、言ってよ…」


じゃなきゃ、輝を恨んでしまう。


「輝じゃない、朔だ」


どっちでもいいよ、そんなこと。


だって輝は輝だろ?


そう思いたいんだよ。


だから、お願い。


僕に輝を恨ませないで…。


「なんで…輝なのさ…」