蒼くん…………
ありがとう………
そんなに思っててくれて。
その優しさに甘えて、ごめんね。
殴られたの、痛かったよね。
殴られても、私の味方でいてくれたんだね。
ほんとうに………ありがとう。
「樹!行くぞ!!」
「でも、蒼くんの手当…」
「そんなもん、ほっといても治る!」
「でも、授業が…」
「それは僕が誤魔化しとくよ。
だから…にいちゃんと行って。
………ちゃんと言うんだよ。
さっき、僕に言ったこと全部。
約束だよ」
蒼くんの笑顔が滲む……
また………優しさに甘えちゃったね……
涼さんに引きずられるように歩き出す。
握られた手が痛い。
怒っていることがわかるほど乱暴な足音。
走ったからか、それとも怒っているからか。
荒い息遣いと上下する肩。
そのすべてが『心配した』と物語る。
その心配は私に向けられたもの。
他の誰でもない。
……でもね、その心配は、彼女としての心配?
それとも……
こんな姿の涼さんを見ても、まだ疑ってる……
私を好きだっていってくれたのに……
そんな自分が大嫌い……
ありがとう………
そんなに思っててくれて。
その優しさに甘えて、ごめんね。
殴られたの、痛かったよね。
殴られても、私の味方でいてくれたんだね。
ほんとうに………ありがとう。
「樹!行くぞ!!」
「でも、蒼くんの手当…」
「そんなもん、ほっといても治る!」
「でも、授業が…」
「それは僕が誤魔化しとくよ。
だから…にいちゃんと行って。
………ちゃんと言うんだよ。
さっき、僕に言ったこと全部。
約束だよ」
蒼くんの笑顔が滲む……
また………優しさに甘えちゃったね……
涼さんに引きずられるように歩き出す。
握られた手が痛い。
怒っていることがわかるほど乱暴な足音。
走ったからか、それとも怒っているからか。
荒い息遣いと上下する肩。
そのすべてが『心配した』と物語る。
その心配は私に向けられたもの。
他の誰でもない。
……でもね、その心配は、彼女としての心配?
それとも……
こんな姿の涼さんを見ても、まだ疑ってる……
私を好きだっていってくれたのに……
そんな自分が大嫌い……


