謝っても、何度謝っても、もう戻れない。
私が選んだことだから……
だから………
ごめんなさい……………
「樹……
今なんで泣いてるのか、僕には分からない。
だけどね、その全部をにいちゃんに話したらいいよ。
無口だし、無愛想だし、素直じゃないけど、きっと樹の全部を受け止めてくれると思うよ。
樹を受け止めることくらい、にいちゃんにだってできるし。
それに、風花さんのことがあってから、初めて笑うことができたんだから。
だから………
本人に直接言ってごらん?
…………………ほらっ、来た。」
頭に載せられた手がゆっくりと離れていく。
微かな温もりと、優しさを残して………
そして、その手がゆっくりと伸びる。
その先に………………
「涼……………………さん………………?」
息を切らし、肩で息をする涼さんがいる。
膝に手をついて、すごく苦しそうで……
あ………お店のエプロン、したままだ………
でも、何で…………?
「さっきね、樹を先に行かせたあと、にいちゃんにメールしたんだ。
『樹が事故った』ってね。
ちょっと考えれば分かることなのに。
事故って怪我してたら、メールじゃなくて、電話がかかってくるってことくらい。
でも、メールか電話か、そんなこと気にならなかったんだね。
あんなに息切らしちゃってさ。
きっと店もそのまんま………」
私が選んだことだから……
だから………
ごめんなさい……………
「樹……
今なんで泣いてるのか、僕には分からない。
だけどね、その全部をにいちゃんに話したらいいよ。
無口だし、無愛想だし、素直じゃないけど、きっと樹の全部を受け止めてくれると思うよ。
樹を受け止めることくらい、にいちゃんにだってできるし。
それに、風花さんのことがあってから、初めて笑うことができたんだから。
だから………
本人に直接言ってごらん?
…………………ほらっ、来た。」
頭に載せられた手がゆっくりと離れていく。
微かな温もりと、優しさを残して………
そして、その手がゆっくりと伸びる。
その先に………………
「涼……………………さん………………?」
息を切らし、肩で息をする涼さんがいる。
膝に手をついて、すごく苦しそうで……
あ………お店のエプロン、したままだ………
でも、何で…………?
「さっきね、樹を先に行かせたあと、にいちゃんにメールしたんだ。
『樹が事故った』ってね。
ちょっと考えれば分かることなのに。
事故って怪我してたら、メールじゃなくて、電話がかかってくるってことくらい。
でも、メールか電話か、そんなこと気にならなかったんだね。
あんなに息切らしちゃってさ。
きっと店もそのまんま………」


