ノクターン

だったら…。



「パパ、ママ。」

「「未来!!」」



あたしがリビングに入ると、割れたコーヒーカップと、驚いた顔のパパとママがいた。



「今のは…。違うのよ!?ねぇ?あなた…。」



ママは必死に弁解をしようとしてる。



パパは何も言わない。



「あたしが捨ててやるから。そんなにあたしが邪魔なら…。あんたらなんかこっちから願い下げだよ!!」

「未来!?」



パパがあたしを呼ぶ声が聞こえたけど、あたしはそれを無視して家を飛び出した。



涙で滲んで前がよく見えない…。



あたしは先生の家を目指して走った。



あたしは…。



これからどうなるの!?



キキッー



「えっ!?」



ドンッ



と鈍い音と共に、あたしの体が空に向かって高く浮いた。



痛いし…。



あたしは死ぬのかもしれない。



ごめんね…。



先生…。